高域強化だけじゃないスーパーツイーター追加でわかったこと
今使っているスピーカーの音をもっと良くしたいと思ったことはありませんか?
一つの選択肢としてツイーターの追加があります。
特に追加用のツイーターはスーパーツイーターと呼ばれ、役割は高域、超高域部分を強化します。
目次
スーパーツイーター+スピーカー
スピーカーを図で示すと上図のようにツイーターとウーファーが取り付けられているのがわかります。ツイーターは音の高域をウーファーは音の低域を担当します。そしてここではスーパーツイーターが超高域を補強しています。
今回使用したスピーカーは、ドイツのスピーカーメーカーのエラック310CEに同じくドイツのユニットメーカーVisaton社製のホーンツイーター(TL 16 H)です。
TL 16 H - 8 Ohm (Visaton.de)ドイツ語サイト
特に高域は指向性が強いため、ツイーターの位置が実際に聴こえてくる音の位置となります。
筆者の場合ブックシェルフスピーカーが机の上にあり、イスに座っている状態で音楽を聴くと少し下から聴こえている状態でしたが、スーパーツイーターを追加したことにより、音の焦点が少し高くなり丁度良い位置となりました。
コンデンサーの取り付け方と役割
スーパーツイーターの追加は簡単ですが、取り付け方を注意しないとツイーターを壊してしまいます。ここでは+側の端子に1 μFのコンデンサーを取り付けています。コンデンサーはアンプから低域の音がツイーターに入らないようにする役割があります。ですのでもし低域の音がツイーターに入ってしまうとツイーターに負荷が掛かり過ぎて壊れる原因となってしまいます。
スーパーツイーターの効果
やはりツイーターを足した場合の方が断然音の質が上がり、高域はもちろんのことですが、なんと低域も少し量感が増したように聴こえます。市販のスピーカーに取り付けたのは初めてでしたが、音のつながりも上手いった様子です。
ちなみに今回使用したのはドイツ製のツイーターでしたが、日本の物であればFostexのT90Aあたりが定番で近いクラスの製品でしょうか。機会があれば聴き比べてみたいと思います。