オーディオマニアがいつか聴いてみたい世界の最高級スピーカー
国産スピーカーと海外スピーカーでは音が違うのか
スピーカーでもどんなプロダクトでも生産すればその土地柄が大きく影響するのは当然だろう。スピーカーはその国の技術そしてその国の感性、つまり製作者の感覚がそのスピーカーの音に表れてくる。余談であるが、国産メーカーのスピーカーは非常に几帳面な国民性を反映しているためか、ニュートラルな性質のスピーカーが多くどのメーカーも横並びという感じでクセがない。一方、海外のメーカーはバラエティ豊かでそれぞれメーカーに個性がある。特にそのメーカーのフラグシップスピーカーとなると音だけでなくそのスピーカーの形が非常に個性的でその違い製品の方向性を見てとることができる。今回は海外のそれぞれのメーカーが最高峰を目指して作り上げたスピーカーを取り上げてみた。
アメリカ/JBL『エべレスト』
JBLの最高峰フラグシップスピーカー「Project EVEREST DD67000」。一本360万円の超高級スピーカーはJBLの最高峰ユニット群を備え芸術的スピーカーとして昇華させた本物のスピーカーである。
イギリス/Bowers & Wilkins 『ノーチラス』
B & Wの「Nautilus」は音響科学を考慮に入れた設計で研究に5年を費やし完成させたスピーカーである。二本で1000万円。
スイス/ ゴールドムンド 『FULL EPILOGUE 』
価格なんとペア3000万円の超高級スピーカー。
イギリス/ KEF 『MUON』(ミュオン)
100ペア限定で生産されたKEFの最高級スピーカー。インダストリアルデザイナーのロス・ラブグローブを起用し、有機的な形態のスピーカーを作り上げた。こちらは約2000万円(ペア)
http://www.phileweb.com/news/audio/200711/01/7590.html
イタリア/ ソナス・ファベール 『The Sonus Faber』
ソナスファベールのブランド名をそのまま冠したThe Sonus Faberは同社の30セットの限定生産のフラグシップスピーカーであったが、ペア2000万を超える価格にも関わらず完売となった。
ドイツ/ アヴァンギャルド(avantgarde acoustic) 『「TRIO+6BASSHORN」システム 』
それぞれの帯域を持つ3つのホーンスピーカーを両端に持ち、中央にさらにアクティブスピーカーのホーンを組み合わせたアヴァンギャルドの最高峰スピーカー。こちらもペアで2000万円。
アメリカ/マジコ (Magico) 『Ultimate III Horn-Loaded Loudspeaker』
ペアで6000万円という驚愕のスピーカー。何とこのペアを製造するのに一年半かかるそうです。まさにいつか聴いてみたいスピーカーである。
【Bose】ノイズキャンセリングヘッドホンQuietControl30を機内で使用する方法【QC30】
Bose QuietControl 30は現在あるノイズキャンセリングヘッドホンでも最高峰の部類だが、一つ弱点があるとすれば有線接続ができないということである。有線接続ができないということはつまり、有線接続が必須の飛行機での使用ができないということだ。筆者は仕事上飛行機に乗ることが多く、ノイズキャンセリングの最も本領を発揮できる機内で使用することができないことに非常に残念に思っていた。
どうにか使用できないかと色々と調べていたところ、Bluetoothには音声を発信するブルートゥース送信機というものがあることを発見し、これを機内のイヤホンジャックに挿すことで利用できないだろうかと思いついた。
現在Bluetoothの送信機は色々とあるが今回はBluetoothを送信受信の両方とも行うことができる(JPRiDE) JPT1 Bluetooth トランスミッター & レシーバーを購入してみた。写真では大きさがいまいち伝わらないと思うが、思った以上にコンパクトで持ち運びに便利そうである。そして実際に機内で利用できるか試してみた。
基本的にイヤホンジャックに挿すことができれば使用することができる。飛行機によっては航空機内用変換プラグが必要になるのでこちらも用意しておくことをオススメしておく。
実際に使用してみたところ全く問題なく使用することができた。購入したJPT1 Bluetooth トランスミッター & レシーバーは高音質で遅延の少ないapt-X Low Latencyに対応しているので映画でもほとんど有線と同じように聴くことができる。バッテリーも公式で13時間使用できるためほとんどの場合再度充電の必要もないだろう。またコンパクトでQC30の付属ケースにも問題なく収まる。今回は飛行機内で利用することを目的としたが、それ以外にも車や自宅での使用にも利用できるのでQC30を持っている人は一つこれを持っていれば利用の幅が広がることは間違いないだろう。
【Bose】最新ノイキャンQuietControl30購入レビュー【QC30】
ヨドバシカメラにてBoseの最新ワイヤレスノイズキャンセリングQuietControl 30 を購入。本当はAmazonで購入する予定だったのだが、なんと2日前に予約しようと思ったら、なんと既に発売日発送分は売り切れとあり次回の入荷は2、3週間後となってしまっていたので色々と探し回ったところヨドバシに最後の1個が残っていたので即決購入した。とりあえず人気があることも分かったところで、使用感、音質等をまとめたいと思う。
目次
QC30 + iPhone SE
音質
数日間聴いてみたところ音質に関しては文句は全くない、いやむしろ最高にいい。これまで普段は同じくノイズキャンセリングのParrot Zik2.0を使用していたが、それと比べても全く引けを取らないクオリティで、Parrot Zikの方はオーバーヘッドホンで低音も再生に有利なのだが、こちらはインナーヘッドホンという違いにも関わらず低音も気持ちよく聴こえる。最近は持ち歩くのもQC30で安定してしまっている。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングに関しては意見が分かれているようだが、個人的には満足な内容である。ノイズキャンセリングはアプリでコントロールができるようになっていて、環境音の遮断をボリュームを上げ下げするようにコントロールができるようになっている。
ワイヤレス
Bluetoothによる接続の場合、ものによってはなかなか接続されないものもあるがこの機種は問題なくスムーズに接続することができた。さらにアプリコントロールにより二台までの接続も可能になっている。
装着感
初めてネック式のイヤホンを装着してみたが、これは本当に付け心地よく、まさにワイヤレスのためのネック式のと言えるだろう。
また耳に装着するStayHearと呼ばれるイヤホン部分の特殊な構造は、着けている違和感もなく装着でき、安定して耳に固定することができる。
基本的な情報に関しては過去記事にて参照して頂きたい。
【Bose】最高峰のノイズキャンセリングを搭載したBluetoothイヤホンQuietControl 30の情報をまとめてみた
QuietControl 30(以下QC30)が発売するということで購入前の情報をまとめてみた
Bose QuietControl 30
QC30はQC20のアップデート機種に位置付けられる
QC20はBoseが年に出したロングセラーモデルのノイズキャンセリングイヤホンであり、着け心地を追求した「StayHear+」を搭載したモデルである。
そのQC20にワイヤレス機能を搭載させたのが今回2016 年10月28日に発売するQC30である。
QuietComfortからQuietControl
- Quiet=ノイズキャンセリングの最高レベル
- Mezzo=平均的な音響特性を元にした設定
- Aware=周囲の環境音を聴こえやすくする
無線接続のQuietControl 30とQuietConfort35
QC 30とQC 35 は両機種ともノイズキャンセリングとワイヤレス接続を持つBoseの最新ヘッドホンである。QC 30はインイヤータイプのヘッドホンでQC 35はオーバータイプとなっている。QC30はイヤホンタイプのため持ち運びがしやすく、移動に便利である。またQC35の方には名前で分かる通りノイズキャンセリングの調整機能は無い。
人工工学に基づくネックバンド
近年人気の高まっているネックバンド式に改良され、着け心地も向上している。
有線接続はできるのか
発売日と価格
まとめ