【Bose】ノイズキャンセリングヘッドホンQuietControl30を機内で使用する方法【QC30】
Bose QuietControl 30は現在あるノイズキャンセリングヘッドホンでも最高峰の部類だが、一つ弱点があるとすれば有線接続ができないということである。有線接続ができないということはつまり、有線接続が必須の飛行機での使用ができないということだ。筆者は仕事上飛行機に乗ることが多く、ノイズキャンセリングの最も本領を発揮できる機内で使用することができないことに非常に残念に思っていた。
どうにか使用できないかと色々と調べていたところ、Bluetoothには音声を発信するブルートゥース送信機というものがあることを発見し、これを機内のイヤホンジャックに挿すことで利用できないだろうかと思いついた。
現在Bluetoothの送信機は色々とあるが今回はBluetoothを送信受信の両方とも行うことができる(JPRiDE) JPT1 Bluetooth トランスミッター & レシーバーを購入してみた。写真では大きさがいまいち伝わらないと思うが、思った以上にコンパクトで持ち運びに便利そうである。そして実際に機内で利用できるか試してみた。
基本的にイヤホンジャックに挿すことができれば使用することができる。飛行機によっては航空機内用変換プラグが必要になるのでこちらも用意しておくことをオススメしておく。
実際に使用してみたところ全く問題なく使用することができた。購入したJPT1 Bluetooth トランスミッター & レシーバーは高音質で遅延の少ないapt-X Low Latencyに対応しているので映画でもほとんど有線と同じように聴くことができる。バッテリーも公式で13時間使用できるためほとんどの場合再度充電の必要もないだろう。またコンパクトでQC30の付属ケースにも問題なく収まる。今回は飛行機内で利用することを目的としたが、それ以外にも車や自宅での使用にも利用できるのでQC30を持っている人は一つこれを持っていれば利用の幅が広がることは間違いないだろう。
【Bose】最新ノイキャンQuietControl30購入レビュー【QC30】
ヨドバシカメラにてBoseの最新ワイヤレスノイズキャンセリングQuietControl 30 を購入。本当はAmazonで購入する予定だったのだが、なんと2日前に予約しようと思ったら、なんと既に発売日発送分は売り切れとあり次回の入荷は2、3週間後となってしまっていたので色々と探し回ったところヨドバシに最後の1個が残っていたので即決購入した。とりあえず人気があることも分かったところで、使用感、音質等をまとめたいと思う。
目次
QC30 + iPhone SE
音質
数日間聴いてみたところ音質に関しては文句は全くない、いやむしろ最高にいい。これまで普段は同じくノイズキャンセリングのParrot Zik2.0を使用していたが、それと比べても全く引けを取らないクオリティで、Parrot Zikの方はオーバーヘッドホンで低音も再生に有利なのだが、こちらはインナーヘッドホンという違いにも関わらず低音も気持ちよく聴こえる。最近は持ち歩くのもQC30で安定してしまっている。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングに関しては意見が分かれているようだが、個人的には満足な内容である。ノイズキャンセリングはアプリでコントロールができるようになっていて、環境音の遮断をボリュームを上げ下げするようにコントロールができるようになっている。
ワイヤレス
Bluetoothによる接続の場合、ものによってはなかなか接続されないものもあるがこの機種は問題なくスムーズに接続することができた。さらにアプリコントロールにより二台までの接続も可能になっている。
装着感
初めてネック式のイヤホンを装着してみたが、これは本当に付け心地よく、まさにワイヤレスのためのネック式のと言えるだろう。
また耳に装着するStayHearと呼ばれるイヤホン部分の特殊な構造は、着けている違和感もなく装着でき、安定して耳に固定することができる。
基本的な情報に関しては過去記事にて参照して頂きたい。
【Bose】最高峰のノイズキャンセリングを搭載したBluetoothイヤホンQuietControl 30の情報をまとめてみた
QuietControl 30(以下QC30)が発売するということで購入前の情報をまとめてみた
Bose QuietControl 30
QC30はQC20のアップデート機種に位置付けられる
QC20はBoseが年に出したロングセラーモデルのノイズキャンセリングイヤホンであり、着け心地を追求した「StayHear+」を搭載したモデルである。
そのQC20にワイヤレス機能を搭載させたのが今回2016 年10月28日に発売するQC30である。
QuietComfortからQuietControl
- Quiet=ノイズキャンセリングの最高レベル
- Mezzo=平均的な音響特性を元にした設定
- Aware=周囲の環境音を聴こえやすくする
無線接続のQuietControl 30とQuietConfort35
QC 30とQC 35 は両機種ともノイズキャンセリングとワイヤレス接続を持つBoseの最新ヘッドホンである。QC 30はインイヤータイプのヘッドホンでQC 35はオーバータイプとなっている。QC30はイヤホンタイプのため持ち運びがしやすく、移動に便利である。またQC35の方には名前で分かる通りノイズキャンセリングの調整機能は無い。
人工工学に基づくネックバンド
近年人気の高まっているネックバンド式に改良され、着け心地も向上している。
有線接続はできるのか
発売日と価格
まとめ
【徹底解説】ヘッドホンは密閉型と開放型どっちが良い?〜購入前に知っておきたい種類と選び方〜
「さあ、新しいヘッドホンを買うぞ」と思った時に、一体どのヘッドホンを買えば良いのか迷うことがあるだろう。昨今のヘッドホンブームで市場には数多くのヘッドホンが存在し、お店に行ってもヘッドホンの量がありすぎて選び切れない。そこでヘッドホンの種類を少しでも把握しておくことで、自分に必要なヘッドホンがある程度絞れる。自分にベストなヘッドホンを選ぶために基本的な知識を知っておくことが重要である。まず、ここではヘッドホンの構造を知ることで使用場所が屋内なのか、それとも屋外なのかを選ぶことができる。
※ここではイヤホンではなくオーバーヘッド型ヘッドホンを「ヘッドホン」として扱う。
ヘッドホンの基礎知識
構造:「密閉型」と「開放型」
ヘッドホン構造は「密閉型」と「開放型」の二種類に大きく分かれている。音は基本的に振動によって伝わるため、ドライバーユニットから前面(耳)に向けての音と同時に背面(外)に向かう音の二つの振動が生まれる。その背面に向かう音を閉じるか開くかによってヘッドホンのタイプは変わってくる。またその両方の間をとった「半密閉型」という種類もある。
密閉型(クローズド型)はその名前からも分かるように、背面を閉じ音を遮断している。そのため音の漏れがほとんどなく、環境音も遮断できるため屋外や公共の場での使用に向いている。ノイズキャンセリング機能があるのもこのタイプである。
開放型は別名「オープンエア型」と呼び、背面をそのまま開放している。そのため音は外に漏れてしまうが、音の抜けが良く高音の伸びが良い。密閉型が背面を閉じて音を遮断している分、音質に影響がでるが、開放型は無理の無い構造であるため音質的に有利である。そういった理由から多くのハイエンドヘッドホンは開放型である。
密閉型(クローズド型)
- 音漏れしにくく遮音性が高い
- 低音域に強い
- ノイズキャンセリングの機能が備わっているものもある
開放型(オープンエア型)
- 高音の伸びが良く、音がこもらないので聴き疲れしにくい
- 装着感が良い
- 音質が良い
- ハイエンドのモデルが多い
まとめ
一般に密閉型は低音域がよく開放型は高音域がよいと聴くが、実際はそのモデルによって特徴が違うので一概にそうとは言えない。自宅で長時間のリスニングには開放型、屋外、公共の場での使用には密閉型と覚えておけば良いだろう。